2014年09月08日
カゴヤ・クラウド/VPSを使ってみる
現在利用中の専用サーバからクラウド環境への引越しを検討中。
これまで「さくらインターネット」さんや「GMO」さんのクラウドサービスを利用したことは有りましたが、これまでメールサービスを利用していてサポートサービスの技術レベルが高い印象の強かった「カゴヤ・ジャパン」さんのクラウド/VPSを引越し先の一つとすることにしました。
早速ネットからカゴヤ・クラウド/VPS のお申込をします。
当初から「タイプB」への申込を考えていましたが、この申し込みの途中ではタイプ選択をする箇所が無いまま登録が終了します。
# この際に入力したパスワードは忘れない様にメモしましょう。
するとカゴヤさんから「カゴヤ・クラウド/VPS 登録完了のお知らせ」なるメールと共に、「お客様専用コントロールパネル」のURL が案内されますので、送られてきたアカウント名と入力したパスワードで、カゴヤ・クラウド/VPSの管理画面に入ります。
この画面にある「インスタンス作成」リンクから作成したいインスタンス(仮想サーバ)の情報を入力します(タイプ選択もこの段階で行います)。
しばらくすると画面上からインスタンスが作成されたのが確認できますので、マウスでクリックし上部の「起動」リンクをクリックすると、インスタンスが稼動を開始します。
稼動後は取り急ぎTeraTermでアクセスし、最低限のアクセス対策として以下の手順を実行します。
1.ログインして作業するためのユーザを作成。
2.root でのログイン禁止に設定。
3.パッケージのアップデート
4.IPTABLES(ポートアクセス制限)の設定
5.公開鍵認証でのSSH接続に設定
クラウド/VPS利用開始時に行う初期設定・セキュリティ対策の詳細は色々なページで紹介されていますので、カゴヤ・クラウド/VPS特有の留意点を一つご紹介します。
カゴヤ・クラウド/VPSサーバーで使用しているOpenVZ上では、仮想サーバー(インスタンス)でのNTPの利用はできません。
ユーザーが作成するインスタンスは、サーバーホスト機の時間を利用する仕様となっています(ホスト機の時間はカゴヤにてNTPで同期が取られています)。
ですから時計合わせについてはユーザー側で対応する必要は有りません。
# もし時計が狂っている場合は、直接カゴヤ・ジャパンさんへお問合せください。
# 因みにサポートのレスポンスは高く、NTPサーバへのアクセスが出来ない件を午前中に質問した際、昼前に上記の回答をいただきました。
Posted by まーさ at 16:46│Comments(0)
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